
アフリカの中央部にある国、カメルーンは、ゆたかな自然にめぐまれた美しい国です。
カメルーンの産業で有名なのは、チョコレートの原料になるカカオのさいばいです。スポーツがさかんで、数年前には日本に、カメルーンのサッカーチームがやってきましたね。
教育にも熱心で、どんないなかでも学校があります。まずしいので、せつびはあまりそろっていませんが、広い運動場があり、子どもたちは思い切り運動ができます。教科書や文ぼう具は、みんなでいっしょに使います。子どもたちも、自分の目標を実げんするために、よく勉強しています。
ぼくがある小学校をたずねたら、ぼくのすがたを見るなり走ってきて、あいさつをしてくれました。みんな笑顔(えがお)がすばらしく、そして遠りょがちに話しかけてくるのです。カメルーンの子どもたちは、他人への思いやりが深いことがよくわかりました。

カメルーンは発てんと上の国と言われますが、ぼくは、こんなに美しく、しかも生き生きとした子どもたちや、がんばる大人たちがいるカメルーンは、今のままでも十分にすばらしい国だと思っています。けいざい的にゆたかになり、便利になることだけが人間の幸せではないと思うからです。
そのことを、子どもたちの笑顔(えがお)が教えてくれました。
文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進
|