
花には、さまざまな色があります。赤や黄色、むらさきなどの花をみなさんは知っていると思います。
花に色があるのは、花粉を運んでくれる、こん虫をよぶための役わりをしていると考えられています。
だから、色の見えにくい夜にさく花には、色がない(白い)ものが多く、そのかわりに、よいにおいを持つことが多いのです。
つまり、花の色には意味があるのです。

ところで、青い花を見たことはありますか?自然の花では、ひじょうに少ない色です。
数年前に「青いバラ」が作り出された、ということを聞きました。それは、「青い色そ(色のもと)」を持つペチュニアの花の、青色を作り出す「い伝子」をもとに作られたそうです。
野生のバラはともかくとして、さいばいされたバラには、こん虫はほとんどやってきません。青いバラは、人間のために作り出されたものですから、さらにこん虫とは関係がないでしょう。
ぼくは、青いバラの写真を見るたびに、「かわいそうなバラ。」という気持ちしか起きません。

文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進
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