
今、わたしたちの地球には、さまざまな生き物がくらしています。しかし、地球ができたころには、生き物は、まだいなかったと考えられています。生き物のくらしに必要な、さんそが、十分になかったからです。
地球に海ができた後、ストロマトライトが登場しました。ストロマトライトは、らんそう類(細きんの一種)からできています。
らんそう類は、太陽の光と、二さん化たんそを元にして、さんそをつくります。ストロマトライトなどのらんそう類によって、地球にさんそが十分にもたらされました。そのおかげで、次々と生き物がたん生することができたのです。
ストロマトライトは、いわば、「地球の生命のみなもと」なのです。

現在でも、オーストラリアのシャーク湾(わん)や、メキシコのクアトロシエネガスで、生きたストロマトライトを見ることができます。
オーストラリアのシャーク湾(わん)は町から遠く、おとずれるには不便なのですが、さつえいに出かけました。地球の生命のみなもとであるストロマトライトを目の前にした時、ぼくは、むねがあつくなるのを感じました。

文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進
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