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秋になる木の実で、どのようなものを知っていますか。クリ、カキ、リンゴ、ナシなど多くの果物、それに自然界ではドングリやアケビ、サルトリイバラなど、数え切れない実がなります。
植物の実がなる季節は、大きくわけて、年に二回あります。それは夏の初めと、秋の終わりです。なぜなのでしょう?
植物にとっても、夏の暑さや、冬の寒さはきびしいのです。きびしい季節を乗りこえ、次の世代を残すためには小さなタネの形が一番です。果実の中にはタネが入っていますね。
そのために、暑い夏や、寒い冬が来ることを植物は感じて、きびしい時期に間に合うように花をさかせます。夏の前は春の初めに、冬の前は秋の初めに、花がたくさんさきますね。
では、植物はどうやって、夏や冬が来ることを知るのでしょうか。
植物は、夜の長さで冬と夏が来ることを知ります。
気温の変化を利用しているわけではありません。というのも、気温は年によってちがうし、季節の中でも上がったり下がったりと、安定していないからです。
夜の長さを葉が感じると、つぼみができ、あとは気温のじょうたいなどが関係して花をさかせます。花がさいて約2か月後に、きびしい季節がやってきます。
当たり前のように思えることも、良く考えると不思議につながります。
「あれっ。」と思える心を大切にしたいですね。
文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進 |
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