
写真をとる時、みなさんはどんなかっこうをしますか?
指を立てて、V(ブイ)サインをしていませんか?V(ブイ)サインは、ピースサインとも言われ、平和をいのるサインとしても使われています。
ところが、写真をとる時にV(ブイ)サインをするのは、日本や韓国(かんこく)だけで、他の国の人たちはしません。
国によっては「死ね」とか「くたばれ」という意味にもなり、よい意味を持っていないからです。また、「V」は英語の「Victory(勝利)」の頭文字ともいわれ、戦いのイメージがあります。
意味はともかくとして、外国の人に写真を見せると、日本人の写真はどうしてみんなV(ブイ)サインをしているのか不思議がられ、その答えにこまってしまいます。日本人も以前は、V(ブイ)サインなどせず、その時の気持ちで写真におさまるというのが、ふつうでした。
できあがったせっかくの写真が、V(ブイ)サインで顔がかくれてしまうことほど、悲しいものはありません。
さぁ、今度、写真をとってもらう時は、V(ブイ)サインをやめて、一番よいと思う顔や、しせいをしてみてください。はずかしい人は、照れながらで十分。
大人になった時に、そのすばらしさがわかるはずです。

ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進
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