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教えて山口先生
 

第11回「見つめていれば、見えてくる」

 何かする時に、「こわい」と思うことがよくあります。でもそれは、よく知らないから、おそれている場合が多いものです。
 チョウが飛んで来て、「キャァー!」と大声をあげたことはありませんか?
 クモを見て、にげまわり、物かげにかくれたことはありませんか?
 でも、ウサギやコアラを見ると、かわいくて、だきたくなりませんか?

 考えてみてください。チョウが人をおそったことはありますか?クモが人間の血をすうところを、見たことがありますか?
 ウサギやコアラは、みんなが「かわいい」と言います。でも、チョウやクモを「かわいい」と言う人は、あまりいません。だから、みなさんは、自分ではんだんする前に、ウサギやコアラはかわいく思え、チョウやクモを見ると、ほかの人と同じように、さけんでみたりすることがあるのです。
 チョウやクモをじっと見てください。とてもおもしろい顔や、美しいも様を持っていることに気がつくでしょう。決して、人がおそれるようなことをしないことも、理かいできるはずです。

じっと見つめてみよう。なにが見えてくるかな。

 大切なことは「自分の目と、心で、よく見ること。」です。よく見ると、いろんなことがわかってきます。
 特に自然は、じっと見てくれる人には、さまざまなことを教えてくれます。まるで、楽しい教科書のようなものです。
 「見つめていれば、見えてくる。」
 このことを、わすれないでください。

文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進

 
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