
ぼくは子どものころ、植物やこん虫の図かんをながめるのが、一番の楽しみでした。それは、図かんに出てくる生き物が身近にいたからです。
今はなかなかそういうわけにはいきませんが、図かんを見ているうちに、その生き物がどのような場所にいるか、特ちょうは何か、などがわかってきます。すると、今まで見えなかったものが見えはじめ、どんどん発見につながるのです。

ぼくは、子どものころに使った図かんを、50年たった今でも使うことがあります。使いなれると、何がどのページに書かれているか、すぐにわかるからです。
もしみなさんが図かんを選ぶ時には、大型の図かんはさけて、ねころんで読んでいても手がつかれないものを選ぶといいでしょう。
図かんは、最初はながめて楽しむもので、そこから興味(きょうみ)や疑問(ぎもん)がわいてくるのです。
文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進
|