
寒い朝に林を歩くとたくさんの発見があります。今日はそのひとつ、シモバシラをしょうかいします。
前にも地面でできるシモバシラをしょうかいしましたが、今回は植物のシモバシラです。
まず植物図かんでシモバシラを調べてみてください。シソの仲間ですね。くきが四角いのが特ちょうです。
シモバシラは秋にかれますが、かれたくきはそのまま残ります。
そのくきに水がたまり、氷ができるような寒い朝に、中の水がこおりながら外に出てくるわけです。1本1本、氷の様子がちがいます。
寒いところでは11月終わりごろから見ることができますが、朝早くに雑木林に行くことはたいへんです。簡単に見るには、かれたくきを30cmほど切って、水が入ったコップにさして夜に外に置いておきます。
翌日の朝、運がよければくきから出る氷を見ることができます。
シモバシラはかれても根は残るので、毎年同じところで見られます。
残念なことに関東地方より南でしか見ることができません。

文・写真:ジャポニカ学習帳「世界特写シリーズ」取材班 山口 進 |